一般社団法人日本易経協会開催
乾坤易道・梅花心易講座
(36時間コース)
梅花心易とは?
心で占う、宋代の天才が生んだ“ひらめきの易”
中国・北宋時代(960年〜1127年)、ひとりの天才・邵雍(しょう よう/または邵康節 しょう こうせつ 1011年〜1077年)が独自に編み出した易占法――それが「梅花心易(ばいかしんえき)」です。
この占術は、元々「梅花易数(ばいかえきすう)」と呼ばれていました。なぜ“梅花”なのか?それには邵康節の美しい思想が込められています。
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梅の花弁は五枚。これは万物の根源である五行(木火土金水)を象徴。
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冬の寒さの中でも咲く梅は、他の花とは違う強さと品格の象徴。
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邵康節は、この梅花に自らの志と人格を重ねたのです。
彼はこうも語っています。
「法無定法、我心為法」
――「決まった形にとらわれるな。私の心こそが占の技法である。」
まさに、心が動いた“その瞬間”にこそ真理が宿る。これが梅花心易の真髄です。
どんな占い?
梅花心易は、身の回りのあらゆるものを「ヒント」として卦を立てます。
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時計の時刻
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車のナンバープレート
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目に入った数字や方角
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偶然耳にした言葉や、本を開いたページ番号
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その場にいた人や服の色 …などなど!
つまり、「道を歩いていてふと気になった何か」が、そのまま占いの素材になるのです。
こうして得られた主卦・互卦・変卦の象(かたち)を分析し、
体卦(相談者)と用卦(対象)を見極め、生剋関係から吉凶を読み取ります。
直感 × 論理 × 象意
三位一体のように組み合わさったこの技法は、占者の感性を存分に活かせるのが魅力です。
学び方は?(乾坤易道 梅花心易講座)
乾坤易道では、初心者から実践者まで、段階を踏んでしっかり学べるカリキュラムをご用意しています。
初級・中級コース
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梅花心易の基本概念と歴史
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卦の立て方(時間・数・象からの立卦法)
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基本的な卦の読み解き方
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実占演習(リアルな相談内容での応用練習)
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体卦と用卦の応用解釈
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象意の深掘りと吉凶判断の精度向上
上級コース(※入室弟子のみ)
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口伝による伝授、完全面授形式
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心法・応用卦術・高等占断の秘技
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実占から開運指導まで、体系的に深く学びます
「今、目の前にあるものが、すでに答えを示している」
そんな不思議な体験が、梅花心易の世界には広がっています。
講座内容
一. 梅花心易の歴史 | |
二. 基礎知識 |
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三. 梅花心易の卦を立てる方法 | |
四. 梅花心易の占い要領 |
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五.六十四卦の卦の象の直読法 |
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六.梅花心易で分類占う方法 |
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七.実例を用いて梅花心易の占いを分析する。
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講座料 |
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1回(3時間) |
16,500円(税込み) 日本易経協会会員の方:13,200円(税込み) |
全12回(36時間) |
12回 × 16,500円 =198,000円(税込み) 日本易経協会会員の方:158,400円(税込み) |
一回払いの場合 |
180,000円(税込み) 日本易経協会会員の方:144,000円(税込み) |