「易経」と聞いたら、すぐに占いのイメージが浮かぶ方が多いだと思います。
それは大誤解です。
「易経」は一体どんな本なのか、我々人類にどのようなことを教えてくれるのかについて、歴史の中でたくさんの素晴らしい易学者は下記の智慧をまとめました。
易経は教えてくれた人生最高の知恵
1、大喜易失言。
あまりに喜んだあげく、失言しやすい。
2、大怒易失礼。
あまりに怒ったあげく、失礼なことを行いやすい。
3、大驚易失態。
あまりに驚いた末に、失態しやすい。
4、大哀易失顔。
あまりに悲しむことがあれば、顔は歪んでしまう。
5、大惧易失節。
あまりに怯えた末に、自分の節操操守を失いやすい。
6、大酔易失徳。
大酔っ払ったあげく、徳行を失いやすい。
7、大話易失信。
大げさに話したあげく、信用が失いやすい。
8、大欲易失命。
貪欲が深かった末に、命を失いやすい。
以上の八つのことを常に考えて、日頃の言行は上記のことに従い、少しずつ悟っていけば、誰でも孔子様が語った「可以無大過矣」(もう大きな過ちをしない)(論語・述而篇)のようになる!
© 2021 易海陽光
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