風水を学ぶ

家のこの方位には絶対に工事をしないほうがいい

家のこの方位を絶対に軽率に工事してはいけない

風水学では、こういう言葉があります。

「太歳方に絶対に工事をしてはいけない!」

 まず、太歳とは何かを分からないと、この言葉の意味が分かりません。

太歳(たいさい)、ほかに太歳星君、歳ともいいます。

現代天文学では、太歳は太陽系の中で最も大きな惑星である木星のことを指します。

木星は太陽を回って公転する周期は約12年である。

これに基づいて十二干支紀年を作られた。

干支紀年の周期は六十年である。

一年間は一つの天干と地支で表記します(具体的には、2021年8月14日の(天干地支の基礎知識について)のブログを参考して下さい)。

毎年は一人の歳神が当番して、一年間の吉凶を司ります。太歳に反することにすると、一年間の運勢が悪くなります。

 例えば、2021年の干支は「辛丑」です。当番太歳は「楊信(ようしん)大将軍」(道教の神様)、東北の方位に位置して、辛丑年一年間の吉凶を司ります。

したがって、2021年の東北方は太歳方であるので、この方位に何かをしようとすると、必ず慎重にしないといけません。

太歳方は禁忌することが、以下の四つがあります。

1. 太歳方の天井に目立つ梁がある。太歳を圧制することであり、風水学では、梁煞という。太歳方に梁煞があれば、事前にレイアウトする必要があります。
2.太歳方に工事や家の増改築などをしてはいけない。風水学では、太歳を犯すという。家を増改築する場合、すぐにしないといけないのなら、時期を避けて、来年にするとよいです。太歳方の外側に工事がある場合、自宅の風水レイアウトする必要があります。
3. 太歳方は湿気、汚れ、暗いの場合、太歳方位の凶煞の気を強くなるので、健康、運勢が悪くなる。また、不慮の事故になる原因の一つなので、十分に気を付けたほうがいいです。
4.太歳方に重たい家具やテレビやステレオなどのよく動く電化製品などを置いてはいけない。重たい家具やよく動く電化製品は、太歳方位を圧制したり、太歳を邪魔したりするので、移動したほうがいいです。

太歳方位は毎年の非常に重要な方位ですので、絶対に油断してはいけません。

しかし、梁や重い家具を移動したりすることができない、室外の太歳方にほかの家の工事をする場合は、太歳方をレイアウトする必要があります。

化解する方法は、会員ページで公表します。

© 2021 易海陽光

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