風水を学ぶ

どんな時に風水を鑑定するのか?

風水を鑑定するということは、人間が病気になり、病院で診察をうける事と同じである。

人間は健康な時、だれしも病院へは行かない。

それは風水鑑定も同じである。

しばらくの間、家の全体的な運勢が徐々によくなり、家族の人は健康で、思わぬ災いがほとんどない場合、風水を鑑定しないほうがよい。

しばらくの間、以前と比べて、どうも運勢がよくない、仕事や人間関係がうまくいかない、また家族の人の健康がよくないなどの問題が出ると、家の風水に何か問題がある可能性がある。

そういった場合には早めに風水の先生と相談したほうが良い。

ではどんな時に家の風水に問題があるのか、以下のような考えがある。

1.住宅の周りに大きな変化がある場合

例えば、隣の建物、道路、河、陸橋、大きな木、石、池、町中を飾る彫刻、店や会社の大きな看板など、これらは全て住宅に対して、影響を及ぼし続けている。

風水学ではこれらを巒頭(らんとう)という。

上記の諸物が住宅にもたらす影響を、風水学では、煞(さつ)という。

今までは順調で悪いこともなく住み続けた家が、周りに新しいビル、建物、橋などができたことより、よくない事が発生すると、これらのものが自分の家に対して、よくない影響を及ぼしている。

早めに風水の先生と相談するべき。


2.家を改装・リフォームした後に変化がある場合

今まで住んでいた家を、改装やリフォームをした後、よくない変化があった場合、改装やリフォームによって今までのふさわしい磁界環境が変わり、風水が悪くなっている可能性がある。

また、今までに住んでいた一軒家の場合、何かしらの原因で、今の建物と接するように別の部屋を作り、今の建物の形や構造を変えるようなことをしたら、災いをもたらしてくる。

風水上では、大凶。

軽率に家を増築などはしてはいけない。

どうしてもする必要がある場合、風水の先生に相談して、指示通りにする。


3.家族に大事な試験などを控えている人がいる

例えば、子どもが来年進学する、自分は来年昇進の試験があるなど、何か大事なことが控えている場合、それに対し、特別な風水レイアウトする必要がある。

できれば、早めに準備したほうがいい。

例えば、進学もしくは国家試験などでいい成績を取るために、一年前から風水レイアウトして、試験を受ける人にとってよく勉強できる環境を作る。


4.家を購入、賃貸する前に

「私は家を買ったので、風水鑑定をお願いします」

「物件を契約したので、引っ越しする前に風水鑑定をお願いします」

私は今までこのような風水鑑定の依頼を数回お断りしたことがある。

それは、風水を鑑定し、風水が良ければ良いが、風水が悪くて、しかもそれを改正することが難しい場合だ。

正直に伝えたら、きっと相手に悪い気持ちを与えるだろう。

契約をキャンセルすると、違約金なども発生するだろう。

契約をキャンセルせずにそのまま入居して、さらに気持ちが悪くなり、風水もますます悪くなる。

したがって、家の風水鑑定の依頼は、家を契約する前には相談を応じるが、契約した後の相談にはお断りする場合がある。

引っ越しを決めてから、住宅を鎮宅、安宅(住宅を守る方法)する、家の内装、中のレイアウト、引っ越し日の択日など、いろいろ重要なことをする必要がある。

できるだけ風水の先生と相談して、家族にとって最適の家を作ることが望ましい。


5.新居に引っ越しした後に変化が大きい

風水相談していない場合でも、新居に引っ越しした後、全体的な運勢が引っ越しする前より、徐々によくなる家は、福運のある家である。

逆に、引っ越しする前より運勢が少しずつ悪くなる、頻繁に嫌なことが発生する、思わぬ事故に遭うなどの変化がある場合、新居の風水に何かの問題がある可能性がある。


6.突然に何かの出来事が発生する

風水によってすぐに吉凶の影響が出る事は少ない。

場合によっては、時間が経つ中で、その隠れた危険性が、少しずつ増加し、突発的に事故を発生させるのだ。

人間の体でも何か不具合がある場合、すぐに病院で検査をしないと、重病になる可能性があるのと同じで、日常生活の中で、小さな不愉快な出来事が頻繁に発生したら、何か隠れた危険が潜んでいる可能性がある。

そういった場合も一度風水の先生に相談したほうがよい。


7.同じくずっと運勢がよくない

例えば、仕事では一生懸命努力しているのに、業績が上がらない、上司に認められない。

自分や家族の周りによく小人(しょうじん)が現れ、邪魔されたりする。

出費が多くて、お金が貯まらないなどのことが続く場合、風水が悪い可能性がある。


8.家族でずっと健康がよくない人がいる

重病ではないが、家族の誰かが時々体調が悪い、病気が長続きするなどの事が頻繁に発生すると、周りの煞により風水が悪くなっている場合や、住宅内部の陰陽のバランスが崩れていることにより起こった可能性がある。


以上のようなことがあれば、早く風水の先生に相談して、快適な住まい環境を作ろう!

© 2021 易海陽光

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


PAGE TOP