四柱推命を学ぶ

一般社団法人日本易経協会開催・盲派四柱推命学(36時間コース)

盲派四柱推命は、中国の漢の時代(紀元前206年~紀元220年)から伝わる、人の一生の運勢を占う特殊な四柱推命の手法です。

古くから盲派四柱推命には非常に厳しいルールがあり、どのような理由であっても、目の見える人に教えてはいけないという神秘的な流派とされてきました。目の見えない先生は、相手の生年月日を聞くだけで、心の中で四柱を立て、その人の生涯の運勢を占います。一般の人から見ると非常に不思議に思えるかもしれません。

しかし、現代では医療技術の発達により、視覚障がいを持つ方の数が減少しています。その影響で、盲派四柱推命に伝わる多くの秘伝の技が失われつつあります。この伝統を守るため、数名の盲目の先生方が、長年のルールを破り、十数年前から目の見える人にも教え始めました。

易海陽光はご縁があり、盲派四柱推命を学ぶ機会を得て、現在、日本で唯一この手法を教えています。

盲派四柱推命の見方について、前首相・安倍晋三氏の命式を解説し、以下に添付いたします。ただし、説明文は中級レベルまでの内容にとどめており、盲派四柱推命の上級分析には一切触れておりません。上級の内容については、易海陽光の入門弟子にのみ指導しています。

四柱推命とは、人間の生年月日と生まれた時間を天干地支に変換し、年・月・日・時をそれぞれ天干と地支の一文字ずつで表して四柱を構成する占術です。

このようにして得られた四柱に、十年ごとに巡る大運(一生で約八つもしくは九つの大運を算出します)を加えたものを「命式」と呼びます。四柱推命では、天干と地支の陰陽五行による生克制化や、それぞれの組み合わせを基に、人の一生における学業・事業・結婚・財運・健康などの吉凶禍福を予測します。

さらに、四柱推命を用いることで、自分自身の運勢だけでなく、両親・兄弟姉妹・配偶者・子供の運勢についても知ることができます。

講座内容:

1.盲派四柱推命概論

 ① 四柱推命の歴史と易学的な理論根拠

 ② 四柱とは何か

2.四柱推命の基本知識

 ① 十天干と十二地支の意味、天干・地支と宇宙天体の関係

 ② 万年歴を使わずに、指で年、月、時を数える方法

 ③ 十天干と十二地支の象法体系(非常に重要)

    (注:盲派四柱推命は、象法システムと理法システムに分けられます。象法は 盲派四柱推命をする時に神秘かつ有効な手法です。)

 ④ 十天干の合と沖の概念

 ⑤ 十二地支の沖、合、会、刑、害、墓(庫)、破の概念

 ⑥ 十二地支の沖、合、会、刑、害、墓(庫)、破間の作用関係

 ⑦ 六十花甲子の排列方法

 ⑧ 六十花甲子の納音(なっちん)体系

 ⑨ 六十花甲子納音の意味

 ⑩ 指で六十花甲子の五行を数える方法

 ⑪ 納音の具体的な用法

 ⑫ 四柱推命の主な神煞の調べ方法とそれぞれの意味と機能

    天徳貴人、月徳貴人、天乙貴人、太極貴人、文昌星、華蓋星、桃花星、 

    駅馬星、将星、禄神、災煞、羊刃(陽刃)、亡神、劫煞、災煞、

    十悪大敗煞、元辰、喪門、吊客、孤辰寡宿、病符煞、死符煞など

 ⑬ 十二長生運(十二運)の意味と具体的な使用

 ⑭ 四季の旺相休囚死

 ⑮ 六親十神体系と六親十神の通変する意味

      正印(印綬)、偏印、正官、偏官、正財、偏財、比肩、劫財、食神、傷官

 ⑯ 十神のそれぞれの意味と主な象法

 ⑰ 四柱の排列する方法と大運の求め方法

 ⑱ 生まれた時間が分からないとき、時柱を推計する密法

3.四柱推命の具体的な分析する方法

 ① 干支の組み合わせと五行間の流通と流量

 ② 四柱の旺衰体系

 ③ 四柱の格局理論詳解と決め方

 ④ 用神と忌神

 ⑤ 四柱推命の大勢を分析する。

 ⑥ 具体的な情報を分析する

   ⅰ. 父を克するパターン

   ⅱ.母を克するパターン

   ⅲ.夫を克するパターン

   ⅳ.妻を克するパターン

   ⅴ.兄弟を克するパターン

   ⅵ.子供を克するパターン

   ⅶ.交通事故に遇うパターン

   ⅷ.火災、電災に遇うパターン

   ⅸ.水災に遇うパターン

   ⅹ.牢獄に遇うパターン

4.盲派四柱推命の秘伝の技

  ① 象法の応用

  ② 身宮、命宮、胎元

  ③ 身命十二宮(身宮、命宮と違うシステム)

5.全般的に四柱推命に対する理解、実践により四柱を分析する方法

日本易経協会会員のご加入については、下記のHPでご確認ください。

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