拆字術は、中国の漢王朝に現れて、唐、宋の時代に大きく発展した。
宋高宗(紀元1127年〜1162年)の時、拆字史上最も有名な易学者の一人である人がいた。
その名前は謝石(しゃ せき)といった。
謝石は有名な拆字の案例がたくさん残された。
謝石は出世する前に、街中で占いをしていた。
ある日宋高宗は私服で視察に出て、謝石と出会って、占ってもらった。
杖で土に「一」の文字を書いて、謝石は見ると、「土に一を書くと、王の文字なので、王様でいらっしゃるのでしょうか!」
高宗は再び「問」を書いて、謝石に聞いた。謝石は膝をまずいて、皇帝にお礼をしました。
理由は、「問」の文字は、左から見ても、右から見ても、共に君主の「君」字なので、相手な皇帝だと判断した。
この例は、文字の偏旁だけではないく、文字の象、土地などを利用して占ってのだ。
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