程省(てい しょう)、中国清王朝初期の人物、生涯不詳で「測字秘牒」という著書しか世に知られていません。
「測字秘牒」に、程省は自分の生涯の測字案例と心得をまとめ、測字学の重要な著書として、測字学に大きく貢献しました。
これから、「測字秘牒」の例を挙げながら、分析します。
例:天気を占う。ある濃密な曇りの日に、一人の人は「陸」という字で午後の天気を占う。
程省はこう分析する
分析
今日雨が降らない。「陸」という文字は、左の「阝」部と右の「坴」部で構成する。左の「阝」部は、「陽」の字にもなる、「陰」の字にもなるので、不陰不陽で、雨が降らない。右の「坴」部は、上下二つの「土」がある、土剋水で、水は雨、剋されると、雨が降るわけがない。
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