拆字(たくじ)、中国の易学では、測字ともいいます。
漢字の基本字形は、紀元前1600年頃の殷王朝の甲骨文で現れました。漢字の発展は、最初の象形から象徴、表形から表意、さらに形声まで発展しました。
漢字の発明は、八卦に基づくものであり、みんな自然に基づいて作られました。
漢字の字形は、横縦、曲直、上下、左右、内外、すべて意義があります。
私の易経六十四卦精解講座では、よく卦名の漢字の甲骨文から文字の意義から卦について解釈します。
一般的に、一つの漢字は、一つもしくは多数の字根で構成されています。
字根とは、漢字の基本的な筆画であり、字根自体は形声の独自の意味があります。
一つの文字は、違う字根の組み合わせによって、新しい字形、字義を現れます。また、文字、字根との関係、またそれぞれの内部関連する意義にやって、占いたいことの吉凶を測定できます。
拆字は、下記のいくつかの方法があります。
①文字を分解して、それぞれの部分を判断する。
②分解した部分は、またほかの偏旁冠脚などとの組み合わせより、新しい文字を作り、そりによって占う。
③漢字の部位と易学の天干地支、陰陽五行、八卦などと合わせて占う。
④文字の形象や発音などによって占う。
⑤文字の意味によって占う。
などいろいろ方法があります。
これからいろいろ拆字の案例を皆さんに紹介しながら、拆字の魅力と知識を紹介します。
例:
女性は、「人」字を書いていつ結婚相手を見つかるかを占う。
「人」の文字は、偏旁などが無くて、孤字であるので、孤独の意味で、しばらくは結婚相手を見つからない。
「人」+「一」は「大」の文字、「一人」を意味する。「人」+「ニ」は、「夫」の文字になるので、二年後結婚相手が現れる。
© 2021 易海陽光
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