日本で初めて公開します!
- 『皇極経世書』とはどのような書物
- 毎年の運勢を占う「当番卦」の立卦法
- 易経でよく使われる 六十四卦方圓図 に隠された易の理の解明

- 易経の十二消息卦の意味とその重要性の解明
- 易経に含まれる人類発展周期の計算法
中国・宋の時代の易学者 邵康節(しょう こうせつ) の後世への最も大きな貢献は、「梅花易数」ではなく、『皇極経世書(こうきょくけいせいしょ)』にあります。
『皇極経世書』は、易経の「河図洛書」と六十四卦に基づき、宇宙周期の特殊な運算法を体系化した書物です。本書は、中国の数千年にわたる国運を予言しただけでなく、人類の発展の歴史も推計しました。
『皇極経世書』は 天道(自然変化の法則) に従い、一定期間における人間社会の変化や、さらには毎年の社会の動向を推測することができます。また、易経の理論に基づき、人事や社会の問題を解決する方法を示しています。
邵康節は、人類の発展周期を 元・会・運・世 に分類し、天の 日・月・星・辰 と組み合わせることで、人類と宇宙の歴史の生成・発展の過程や時間を推計しました。さらに『皇極経世書』には、 値年卦(易海陽光では「当番卦」と命名) の推計方法が記されています。この方法では 一年に一つの卦を立卦し、その年の人類全体の運勢を占う ことができます。現在でも、当番卦は広く活用されており、 国運や人事などの占断 に用いられています。
一般社団法人 日本易経協会 は、易経研究者や易占いを学ぶ方々が易経をより深く理解できるよう、日本で初めて本講座を公開いたします。
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