天干と地支の歴史は、紀元前2697年に遡ります。
当時の王様である黄帝は大臣の大挠氏に暦法を作るように命令しました。
そして紀元前2697年は甲子年と始まり、「黄帝元年」と紀年を始めました。
それから、中国の夏王朝(かおうちょう、紀元前2100年~紀元前1600年)の時の夏歴で年号と月を配列するために使われ、清の時代(1616年〜1912年)まで続きました。1911年に中華民国ができてから、公歴に変わったのです!
天干は十がある:
甲、乙、丁、丙、戊、
己、庚、辛、壬、癸
地支は十二がある:
子、丑、寅、卯、辰、巳、
午、未、申、酉、戌、亥
天干と地支は陰陽で分けられています。
甲、乙、戊、庚、壬は陽干(ようかん)
乙、丁、己、辛、癸は陰干(いんかん)
子、寅、辰、午、申、戌は陽支(ようし)
丑、卯、巳、未、酉、亥は陰支(いんし)
一つの天干と一つの地支の組み合わせは干支といいます。
天干は前、地支は後ろ、天干は甲から、地支は子から始まります。
ここで絶対的な条件としては、陽干と陽支を組み合わせ、陰干と陰支を組み合わせます。
例えば、天干の陽干の甲は、地支の陽支の子と組み、天干の陰干の乙は地支の陰支の丑と組みます。
このようにして、全部で60組の干支ができます。甲子からスタートしたので、これを「六十花甲子」という。
甲子から数えて、最後は癸亥になり、ちょうど60年になります。
癸亥の次の年は、再び甲子から始まります。
日本でいう「還暦」もそのためでした。
例えば、今年2021年は干支で表記すると、辛丑年となる。辛は陰の天干、丑は陰の地支である。
この六十甲子を循環で数えれば、年、月、日、さらに時間まで数えることができます。
甲子から始まると、次のようになります。
1.甲子 2.乙丑 3.丙寅
4.丁卯 5.戊辰 6.己巳
7.庚午 8.辛未 9.壬申
10.癸酉 11.甲戌 12.乙亥
13.丙子 14.丁丑 15.戊寅
16.己卯 17.庚辰 18.辛巳
19.壬午 20.癸未 21.甲申
22.乙酉 23.丙戌 24.丁亥
25.戊子 26.己丑 27.庚寅
28.辛卯 29.壬辰 30.癸巳
31.甲午 32.乙未 33.丙申
34.丁酉 35.戊戌 36.己亥
37.庚子 38.辛丑 39.任寅
40.癸卯 41.甲辰 42.乙巳
43.丙午 44.丁未 45.戊申
46.己酉 47.庚戌 48.辛亥
49.壬子 50.癸丑 51.甲寅
52.乙卯 53.丙辰 54.丁己
55.戊午 56.己未 57.庚申
58.辛酉 59.壬戌 60.癸亥
この六十花甲子は、暦法の基本であるが、四柱推命、梅花心易などのすべての易占いの最も大切な基礎です!
風水学、特に玄空風水の三元九運もこれに基づいて計算しています。
© 2021 易海陽光
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